メールマガジン「異文化交差点」サンプル update 2021.7.1

にほんごNPOニューズレター『異文化交差点』No.212

◆◇◆◇◆◇◆◇<異 文 化 ╋ 交 差 点>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

<<ulutural rossroads>>            No. 212 20217月号

    Published by  特定非営利活動法人 浜松日本語・日本文化研究会

                   http://nihongonpo.hannnari.com/

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☆ついにきました、東京オリンピック2020開催の月。なんだかんだいっても、

いったん始まってしまえばそれなりに盛り上がるんじゃないでしょうか。

 

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◇日本語クラスの日程は下記ページをご参照ください。

 http://nihongonpo.hannnari.com/school2018.html

 

━ も く じ ━

 ●にほんごNPOだより…………………………にほんごNPO総会ご報告

  ○思い出BOX(第53回)………………………………田野聖一

   ●にほんごNPO諸事雑感………………………………加藤庸子

    ○(一寸一服)まっちゃかふぇ……………………………杉本英雄

     △編集メモ

 

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■□■にほんごNPOだより■□■

 

◆令和3年度(2021年度)にほんごNPO総会のご報告

 

にほんごNPOの定時総会を6月27日(日)1330分より、リモート会議

システム(zoom)を利用して開催しましたので、ご報告申し上げます。

 

正会員63名のうち、出席した正会員は21名、委任状をお送りくださった方は

30名でした。

定款27条の「正会員総数の2分の1以上の出席」を満たしていますので

総会は成立いたしました。

 

総会では、下記の議案についての審議が行われ、全てご承認いただきました

ので、ここにご報告いたします。

それぞれの詳しい内容につきましては、

以前、メール添付にてお送りした審議事項の資料をご確認ください。

 

(1)第1号議案 令和2年度 活動報告

(2)第2号議案 令和2年度 決算

(3)第3号議案 令和3年度 活動計画案

(4)第4号議案 令和3年度 予算案

(5)第5号議案 役員の改選について

 

今後も、皆さまのNPO活動への積極的なご参加をお待ちしています。

         

               (文責:にほんごNPO理事長 加藤庸子)

 

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■□■思い出BOX■□■(第53回)……………………………………田野聖一

 

【公教育】

 

体重が戻らない。

教育実習の4週間で2キロ落ちた。

 

中学校のクラスには様々な生徒がいる。レベル差が大きいだけではない。

 

「近くの人と相談してください。」

英語の授業でグループワークの指示を出した。

席から立ち上がり、仲のよい友人の席まで行ってしまう生徒がいる。

 

近くって言ったよね、は通じない。

「前後、左右とはっきり指示しないからだ。」

指導教諭に指摘される。

 

発達障害気味の生徒だけではない。

学習障害と見られる生徒はワークシートに記入できない。

日本語が怪しい外国にルーツを持つ生徒もいる。

クラスのスローガンは「十人十色」だ。

 

30人超えのクラスは多様性に富んでいる。

どこまでの生徒にどの位理解してもらえれば良しとするか。

今まで経験してきたクラス以上にレンジが広かった。

 

日本語教師のクセで指示を復唱する。

「指示は1回言えばいい。何度も言うと次から聞かなくてもいいとなる。」

 

教科書は全部さらわないといけない。ワークブックにサブノートまである。

限られた時間で全て押さえる。

 

落ちがない様にメモを用意した。

授業の録画を見返して驚く。メモをしょっちゅう見ていた。

 

「メモを見ながらするのは授業ではない。ただの伝達だ。」

公教育って大変だ。

 

 

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●○●にほんごNPO諸事雑感●○………………………………………加藤庸子

 

【誤用】

 

令和2年度の日本語教育能力検定試験問題に下記のような問題がありました。

 

「文法的な正確さに関わる誤用」の例として最も適当なものを、次の1〜4の

中から一つ選べ(試験I、問題7、問2)

 

 1.(具合はどうか聞かれた際に)「新しい薬が風邪を治しました。もう大丈

  夫です」

 2.(道に迷って通行人に尋ねる際に)「すみません、私はどこにいますか」

 3.(昨日の出来事を話す際に)「テストを受けているうちに、携帯電話が鳴

  りました」

 4.(警察に盗難の届け出をする際に)「誰かが私のパソコンを盗みました」

 

答えは、3ですね。「テストを受けているうちに、携帯電話が鳴りました」

は、非文法的です。

 

zoomで開いた文法勉強会(会員は無料です)では、十分な説明ができないまま

でしたので、ここで、その非文法性について考えてみたいと思います。

 

「うちに」は、名詞やイ形容詞、ナ形容詞、動詞の辞書形、ナイ形、テイル

形に接続し、動作や動きの時間的範囲を表します。

 

テイル形に接続したときは、次の例のように、主節は「変化」や「意志的な

動作」「命令」「依頼」などを表します。

(1)本を読んでいるうちに、眠ってしまった。

(2)子どもが学校に行っているうちに、買い物を済ませよう。

 

(1)は、何らかの動きが継続している間に、何らかの変化が起きたという

意味を表します。

 

次の(3)の例のように、長期に亘って行動が継続している間に起きた変化

を表すときにも使えます。これは、「通ううちに」と、辞書形に接続しても

意味は同じです。

 

(3)その店に何回か通っているうちに、マスターと親しくなった。

 

(2)は、何らかの動きが継続している状況を好ましい状況であると捉え、

その時間的範囲内に自ら行動したり、相手に行動を促したりするときに使われ

ます。

 

時間を表す副詞節の中でも、「〜ているうちに」は、日本語学習者にとって

産出できるようになるまでに時間を要する表現なのではないかと思います。

 

あるN1レベルの学習者は、「近いうちに会いましょう」や「忘れないうち

にメモしておかなくちゃ」等は使っているとのことでしたが、「〜ているう

ちに」は使ったことないなあ、とつぶやいていました。

 

 

※7月は、令和元年度の日本語教育能力検定試験の問題に取り組みます。

 6日(火)と20日(火)13:3015:30 です。

 問合せ先:090-1823-6363(加藤庸子)

 

 

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□■□一寸一服〜まっちゃかふぇ゜゜゜…………………………………杉本英雄

 

○新刊書評を期待されていたらすみません。しかもまたまたNHKのドラマネ

タで、たいへんに恐縮至極です苦笑。

 

○いま土曜の夜9時から放送されている「ひきこもり先生」、かつてひきこも

りだった男が、なぜか中学校の不登校クラスの非常勤講師になり、苦しむ子ど

もたちと向かい合うというお話。メディアには取り上げられていませんが、な

にげに注目されている様子で、検索で「hiki」と入力しただけでこのタイトル

が出てきました。

 

・番組ホームページ

https://www.nhk.jp/p/ts/L29VQMZMK8/

 

6/26(土)に放送された第三回「いじめの法則」を観てましたら、今の子供

達はネットのSNSを駆使してお互いを傷つけ合い苦しんでいることがわかり、

胸が痛くなりました。

 

○日本でのインターネット黎明期(ちょうど阪神大震災が起きた頃です)に現

役ソフトウエアエンジニアとして、インターネットの可能性に着目しその普及

に尽力した身には、その当時に思い描いていた像とはまったくかけ離れてしま

った現在のネット社会の有様に大いに失望すると共に、ネットによって「万人

の万人による戦争」(R.シュタイナー)状態が現出してしまったことにやるせ

なさを感じます。

 

○以前にご紹介した「テクノロジーは貧困を救わない」(Vol.205 2020/11/1

で示されたとおり、ネットは人間が持っている負の側面を増幅していることが

はっきりと伺えます。

 

○とはいえ。SNS(テクノロジー)はただの手段に過ぎず、ほんとうの原因

は、「なぜ人は人を排除したがるのか」と問うた先にあります。

 

 

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《編者メモ》ZOOMによる総会に出席しました。移動に要する時間がかからない

のでイイですね。コロナ禍が終息した後でも、活用されていくんでしょうね。

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